フコイダンとは

フコイダンを知っていますか?名前だけは聞いたことがあるという人が多いかもしれません。何だか体にいいものらしいけれどよく分からない、という印象でしょうか。Wikipediaの定義では、フコイダンは「硫酸化多糖の一種」とされています。フコイダンから発見されたためにフコースと名付けられた多糖体が多数つながってできた化合物です。糖というと、その字から砂糖などの「甘い」イメージが湧くかもしれませんが、多糖体は甘い味のするものではありません。でんぷんや食物繊維なども多糖体なのです。

フコダインその多糖体が多数つながったものがフコイダンです。発見されたのは、今から100年ほど前のこと。多く含まれるのは褐藻類といわれる、色の濃い藻の仲間です。日本では古くから食べられている海藻の一種だと考えると分かりやすいでしょうか。特に多く含まれるのはモズクやメカブ、コンブ、アカモクといった海藻で、少し前に大きく注目されたがごめ昆布の、切り口から出ている粘り気の部分だというとイメージが湧きやすいかもしれません。

フコイダンの研究は1970年代から盛んにされてきましたが、大きく注目されるようになったのは、1990年代になって多糖類の一種であるフコイダンが注目されるようになったのは、制癌作用が報告されたこと、つまりがんを抑える効果があることが知られるようになったためです。

古くから海藻を食べてきた日本人としては、何となく「体にいいもの」だと考えてきた海藻には更に体にいい効果があると言われれば、より多く摂取したくなるものです。ここでは、フコイダンの特徴と、どのような形で摂取されているかについてお話しします。