フコイダンの効能

身体の模型フコイダンの研究は、大学の研究室や健康食品を扱う企業、また内閣府の認証を受けた研究所まで、さまざまな機関で行われています。組織を用いた実験や動物実験によって、フコイダンには抗酸化作用や抗ガン作用、抗菌作用、血中コレステロール低下作用といったさまざまな作用があることが報告されています。ヒトへの臨床実験はあまり行われていないのが現状ですが、とある企業と大学の共同研究では、フコイダンの摂取によってヒトのナチュラルキラー細胞が活性化したという報告がされています。

また、近年問題になっているピロリ菌に対しても、硫酸基を持つフコイダンが胃粘膜の硫酸基の代わりにピロリ菌を吸い付けることで、胃壁を傷つけて胃がんなどの原因となるピロリ菌を胃から除くことができたり、肝臓の機能を向上させる効果があったりという研究報告もあり、フコイダンはますます注目されています

こういった研究以前に、水溶性の食物繊維であるフコイダンは大腸内の善玉菌を増やし、腸の働きをよくする効果もあります。海藻が体にいいとされるのはこの食物繊維の効果が大きいのですが、さらに活性酸素に対する抗酸化作用や肌につけた場合に水分の蒸発を防ぐなど、美容の上でも効果がある可能性が指摘されており、さまざまな分野から注目されているところです。